TITLE | whole hide rug B
DATE |2022.5-2023.2
TYPE | 家具
COLLABORATION | 小林寛明・OOMARU LEATHER
このラグでは、全革の牛そのままのワイルドな形を、矩形に整えるデザインを考えた。
牛の形で一番くびれている、脇の下の寸法の最大値でカットすると、手や足、腹などの直線からはみ出てしまう部分があり、自ら多くの端材を出してしまう。
そこで、くびれのやや外側で、矩形の内側と外側のバランスが取れる位置を見極めることで、内側の足りない部分を、外側の部分で補うことを考えた。
ラインに沿うような円弧のカットラインとし、自ら出した端材で埋めるようにデザインし、牛一体の革を無駄なく使い切る。
一体一体異なる模様が現れ、それがそのまま意図しない模様となる。